注射による注入のため最小限の傷跡で、ボリュームアップがはかれるという方法です。しかし、豊胸に際して最大の問題点は、単価が高くコストがかかることです。例えば顔のシワをなくすという目的で注入するヒアルロン酸の量は、1cc弱。それに比べ、豊胸には50〜100ccのヒアルロン酸が必要になります。顔に用いたヒアルロン酸を使用するとなると、100〜200本も必要になるうえ、注入しても1〜2年の問に体内に吸収されてしまい、再び注入しなければなりません。結果的に莫大なコストがかかり、とても現実的な方法とはいえません。
しかし、コストの面はさておき、インプラントよりもヒアルロン酸のほうが適しているという人もいます。インプラントなどの異物を胸に挿入すると、当然皮膚が伸びます。例えばインプラントを挿入したあと、さらに妊娠、出産で胸が大きくなった陽合、結果的にかなり皮膚が伸びてしまうことになり、胸の極度の下垂がおきます。そのため、妊娠や出産の予定がある人は、ヒアルロン酸などで一時的に豊胸を行い、自ずと胸がボリユームアップする妊娠・出産のタイミングでは、自然に身を任せる、という方法がベストです。今後、2〜3年中に結婚、出産の予定がある人には、ヒアルロン酸注入による豊胸をおすすめします。
また、現在スウェーデンでは、豊胸用のヒアルロン酸を用いた研究、実験が進められており、2003年から2年間のパイロットスタディを経て、安全性などが立証されれば製品化されると言われています。コスト面が改善すれば、かなり需要の高い製品になると見込まれるため、今後の経過が注目されています。
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