ケミカルピーリングは1900年代、一番強いフェノールを使用して行われたのが最初で1950年代に入って本格的にヤケドの治療や皮膚のターンオーバーの正常化を目的とした施術に使用されるようになります。このフェノールピーリングは当時上流階級層の人々が治療を受けたこともあって一時流行しましたが、術後のトラブルが絶えなかったために徐々にマイルドな治療法へと変化していきます。
TCAが実際に使用され始めたのは1970年代からになります。フェノールよりはリスクが少ないものの、色素沈着やケロイドを起こすこともあり、特に東洋人では施術後の色素沈着や瘢痕がリスクとなったため、トラブルの少ないAHA、BHAが日本においてのケミカルピーリングの主流となりました。
1994年には当時の厚生省も認可、特にAHAは日本ではフルーツ酸の名称で広く行われるようになりました。
手軽に行えるということから、エステティックサロンで行われていたことがあり、1998年からエステで施術を受けた後のトラブル報告が消費者センターに多く寄せられ社会的に問題となったことがあります。これは、十分な知識と施術にあたる技術不足が原因であり現在ではケミカルピーリングは医療機関で受けることが指導されています。
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