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獣毛性色素性母斑の治療体験☆黒あざを無くして好きな服を着たい

こんにちは。
赤あざ・黒あざ・茶あざ・青あざ…“あざ”が付くものって、意外と色々あるんですが、知っていましたか?
今回は、その中の母斑細胞による、いわゆる“黒あざ”の1つである“獣毛性色素性母斑”についてです。

獣毛性色素性母斑とは?

比較的大きく、多くは産まれた時からあり、色素性母斑の一種の、褐色や黒の色素班です。
獣毛性色素性母斑は有毛性で、その部分の皮膚は、獣の皮膚の様な見た目。
表面がザラザラというか、ボコボコしているような、普通の皮膚とあきらかに見た目・触り心地が違うんです。
言葉では伝わりにくいと思うので、実際に見てみましょう♪


 
マーキングがされている写真なので、少し分かりにくいですかねf(^ ^;)

サイズや部位、年齢によって術式は異なります。
本当に獣毛性母斑なのかは、その部分を切り取り検査に出さなければわかりません。
大きなホクロは、癌化していないか心配だったり、人の目線が気になって着たい服があっても隠せなくて着れない方もいるかもしれません。
この写真の方は30代女性の方で、診察でタカナシ先生が勧めた治療は、皮膚を切り取り縫合する、“皮膚腫瘍切除術”という手術です。

皮膚腫瘍切除術を解説

上の写真を見てもらうとわかりますが、マーキングが変わった形だと思いませんか?
ただ、皮膚を切り取るだけだったら、なんで紡錘形(葉っぱの様に中央が太く両端が次第に細い形)ではダメなのでしょうか?
紡錘形に腫瘍を切り取る時のマーキングイメージはこんな感じです。


写真の様に、約3倍の長さで切らないと、縫合した両端が盛り上がり(ドッグイヤー)目立ってしまいます。
ジグザグだと縦にも切るので、元より少し長くなっても、紡錘形で切り取った時に比べると傷が短くてすみます。
ただし、この切り方は、1回ではなく2~3回位で切り取ることが前提になります。

傷が小さい方が良い利点は、見た目だけではありません。
傷は大きい程、皮膚の伸び縮みで傷が突っ張り、可動域の制限が出てしまう事があります。
その為、大きいものの場合は、通常2~3回に分けて中を切りぬき、十分に小さくなったら最後は紡錘形に切り取ります。

手術の間隔は、傷や皮膚に余裕があるかなどの経過次第ですが、通常3~6ヶ月以上あけます。
傷の周囲の部分に少し残る事があり、その後経過次第で炭酸ガス(CO2)レーザー治療をします。

今回の症例の方は、ケロイドの好発部位である肩に3cm×2.5cm程の獣毛性色素性母斑がありました。
手術方法は、2回に分けてジグザグに中を切りぬき、十分に小さくなったら全体を紡錘形に切り取る予定です。

関連記事(2回目の手術):黒あざ治療☆獣毛性色素性母斑の手術後の傷痕が気になる

手術後の患者さんへインタービュー

1回目の手術の感想を聞けたので、Q&A形式で紹介したいと思います。

Q:来院したきっかけは何ですか?
友人と話していた時に、大きなホクロが肩にあるって話題になって。
たまたまその友人は、以前手術をしたことがあったので、手術をした方が良いと勧められた。

Q:手術後1週間、不便だったことはありますか?
A:ちょっと指を動かすだけで痛かったです。
手術した肩の方に荷物をかけられなかったり、体を動かすスポーツの習い事を、2週間位出来なかった。

Q:手術後に、(腕や肩を)動かしたときに、動かしにくさや痛みはありましたか?
A:手術後1週間位は、全体的にどっしりと重く感じて、違和感があった。
そして、シャンプーするのが1週間大変だった。
電車のつり革は、手術した方の手で持たないようにしていた。

Q:手術から3~6ヶ月位、傷の硬さや赤みがあったと思いますが、気になりましたか?
A:以前から、傷にテープを貼っていると、傷が綺麗に治るって聞いて知っていた。
6ヶ月位テープを細かく切って、少し重ねて貼っていたのが良かったのか、赤みや硬さは特に気にならなかった。

Q:抜糸後1か月位テープを貼ってもらっていますが、6ヶ月も貼っていたのは何故ですか?
A:傷を綺麗に治したいし、夏だったので、傷を隠したかったから。

貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました(^ ^)

もっと早く手術をしていればよかった

手術後、患者様からは「手術時間が短くて、手術後も思っていたよりも大変ではなかったから、もっと早く手術をしていればよかった」と聞く事が多いです。
今回お話を伺った方は、今まで、タンクトップなどの母斑が隠せない服を着れなかったそうです。
でも、1回手術をしただけでも、母斑が小さくなるので、以前よりも着たい服が着れるようになったと喜んでいましたよ。
ずっと気になっていた母斑が取れるなら、20代でやっていればよかったと言っていました。

ちなみに、早く手術をしたくても、診察当日に手術はできませんよ。
術後のリスクを最小にする為にも、術前採血や内服の確認があります。
皮膚腫瘍切除術は、出血が多い手術ではありませんが、市販薬のバファリンの様に、出血しやすくなる薬や、術後薬との飲み合わせがある為、薬の確認をしています。
内服している薬があれば、お薬手帳を持参して頂くか、申告してください。
又、手術後は、傷の赤みや硬さや、傷が盛り上がっていないかを確認し、必要時注射をすることもありますので、経過受診をしてくださいね。

年末が近くなると、飲み会が増える方が多いと思います。
手術をすると、1週間は飲酒や入浴などの血行が良くなることを控えて頂くので、同じ様な悩みをお持ちの方は今のうちに診察をして、手術をご検討するのはいかがでしょうか?

気になる黒あざにお悩みの方、その他気になる症状がある方、まずはお気軽にタカナシクリニックにご相談ください。

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