TOP > 火傷はまず冷やして病院へ~炎症を早く鎮め、腫れや痛み・火傷の進行を抑える

火傷はまず冷やして病院へ~炎症を早く鎮め、腫れや痛み・火傷の進行を抑える

こんにちは(^_^)/
先日『低温火傷の恐怖~Ⅱ度以上の火傷による皮膚の壊死・皮膚欠損を成長因子製剤で治療』についてお話ししました。
その中でⅡ度熱傷の話をしたのですが、そもそもⅡ度熱傷って何?ってなりますよね?
そこで、今日は一般的な火傷についての話もしようと思います。

 

火傷のレベルってなに?

火傷はダメージの程度を大きく分けると、Ⅰ~Ⅲ度熱傷という様に分類されています。

Ⅰ度:Ⅰ度は皮膚の表面だけの軽い火傷(表皮熱傷)で、日焼けなどの軽い赤みや痛みが出る程度もこれに当たります。
軟膏を塗る事で、より早くダメージは落ち着き、大体1週間前後で治ります。

Ⅱ度:Ⅱ度は大きく分けると、浅達性と深達性があり、水ぶくれ(水疱)が出来るなどの症状が現れ、痛みも強くなります。
浅達性は多くの場合水ぶくれがつぶれ感染しなければ、傷跡を残すことなく治すことが出来ます。

しかし、深達性は真皮深層で、水ぶくれから、びらん、浅い潰瘍などが起き、痛みは軽度ですが、水ぶくれの下の皮膚が白くなります。
治癒までには1か月以上かかり、軽度の瘢痕を残します。

Ⅲ度:Ⅲ度はかなりの重症で皮膚が黒色、褐色または白色となり、壊死してしまう状態です。
皮膚の深いところ(皮下組織)まで損傷しており、神経もダメージを受けているために、痛みをほとんど感じません。

治療には長期間かかり、患部には傷跡が残ります。
場合によってはケロイドや引きつれを起こすために、身体の動きを制限させてしまう(機能障害)を起こすこともあります。

Ⅱ度以上の熱傷は、直後の状態ではどの程度のレベルか判断しにくく、感染しないためのケアが大切です。
化膿予防の薬を医療機関でもらい、治療することが優先です。

 

火傷をしてしまったらまず冷やすこと!

もし火傷をしてしまった場合、大切なことは流水で5~30分位冷やす事。
流水で流すのが難しい場合は、アイスノンや氷嚢・大きめの容器に氷水などをいれてひやすのでも大丈夫です。
ただ火傷した部位にアイスノンなどがくっつかないよう注意してくださいね。

火傷の熱によって変性しないようにするために必要な冷却は、最低3~5分と言われています。
火傷した直後に出来るだけ早く冷やすことで、炎症を早く鎮め、腫れや痛み・火傷の進行を抑えることが出来ます。

ただ、流水ではない場合、冷やし過ぎて凍傷を起こしてしまうこともあります。
冷えすぎて痛みが増すようであれば、無理して続けない事も必要です。
範囲が広い場合などは10~15分を目安によりしっかり冷やす必要もありますが、痛みや赤みが強くなるようなら、一旦冷やすのを止めましょう。

 

湿潤療法で痛みも少なくキレイに治す

冷却後は出来るだけ乾燥させず、患部を湿潤に保つことで、痛みや痒みが少なく、傷も早く治すことが出来ます。
昔は乾燥させると良いと言われていましたが、乾燥し、カサブタになると痒みは強くなり、傷も突っ張りやすくなります。

湿潤環境を保つには、ワセリンやキズパワーパッドなどがあります。
傷の状態によっては化膿しないように気を付けなければなりません。
自己判断せず、病院に行きましょう♪~

2018年1月18日 / カテゴリー:スタッフブログ, 保険診療, 皮膚科

ブログ検索

New(最新記事)

Category(カテゴリー)

Info(クリニック案内)

  • 診療時間
  • 火~金曜日
    11:00~14:45
    15:45~19:30
  • 土曜日
    12:00~14:45
    15:45~19:30
  • 【休診日】
  • 日曜日・祝日・月曜日
  • 名称
  • 医療法人社団ソルジェンテ タカナシクリニック新宿
  • 所在地
  • 新宿区新宿4-3-15
  • レイフラット新宿2階
  • アクセス
  • JR 新宿駅 南口より、徒歩5分
  • JR 新南口より徒歩5分
  • 新宿三丁目 E7出口より徒歩1分
  • アクセス詳細はコチラ
  • お問合せ・ご予約はこちら
  • Tel. 03-5366-8920
  • Fax. 03-5366-8921
  • お問い合わせはこちら
  • カウンセリングご予約はこちら