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ケミカルピーリングの違い~ニキビ治療のAHA&BHA・ニキビ痕治療のTCA&フェノール

こんにちは。
忙しい日々が続くと、自分の顔をまじまじと見ている余裕なんてないですよね。
バタバタした日々が落ち着いて、ふと自分の顔を久しぶりに鏡で見てビックリ。
肌は荒れていて、毛穴が汚い!
このままでは、爽やかな春が迎えられない…。
そんな方に、今回はピーリング治療を紹介します。

ケミカルピーリングとは。

ピーリングとは、肌のターンオーバーが正常に行われずに、古くなってしまった角質を剥ぎとる治療です。
その中でも、酸を使用して行うのが、ケミカルピーリングです。
代表的なケミカルピーリングは、AHA・BHA・TCA・フェノールがあります。

このように、使用する薬剤によって達する層が異なります。
AHAやBHAがニキビの予防や治療として行うのに対して、TCAやフェノールはニキビ痕の治療に使います。

ニキビの治療にはAHA&BHA

AHAやBHAは表皮のみに作用し、初期のニキビである、詰まりの改善に効果があります。
ニキビの出来る人は、角質が厚くなりやすい傾向にありますが、薄く保つことが重要です。
ケミカルピーリング治療(AHA)は、フルーツ酸の名称で聞いたことがある方もいるかと思いますが、一般的にはグリコール酸と乳酸を用います。
角質を剥がす作用があり、コメドを出しやすくなる為、ニキビ予防に繋がります。
又、ターンオーバーの改善や、ニキビ痕の色素沈着にも効果があるとされています。

AHAピーリングを紹介したブログが他にもあるので、気になる方はチェックしてみて下さい☆

毛穴の黒ずみとニキビが悩み~AHAピーリングで角質除去し、肌質改善(体験談)
年末の大掃除・毛穴の掃除はお済みですか?

BHAは、サリチル酸を用います。
毛穴に詰まった皮脂を溶かしながら浸透するので、コメド除去などに効果があります。
当院では、背中などに詰まったニキビが出来ている時に処方する薬の一つです。

ニキビ痕治療のディープなピーリング☆TCA

ケミカルピーリング治療(TCA)は、トリクロロ酢酸を用いて、真皮層まで作用します。
真皮層の繊維芽細胞に刺激を与え、コラーゲンやエラスチンを増やし、新しい細胞の再生を促します。
ターンオーバーの改善や炎症性のニキビの改善だけでなく、ニキビ痕の瘢痕などにも効果があります。
肌質そのものは改善しませんが、文字通り一皮剥けるので、肌のトーンが明るくなったり、ニキビ痕がかなり改善します。
ハイリターンの治療ではありますが、一皮剥けるので、その分ハイリスクでもあります。

TCAの治療後は、トリクロロ酢酸を塗布した部分が蛋白変性を起こすので、直後は青白いのですが、翌日には黒くかさぶたになります。
TCAは顔全体の治療の為、マスクだけで隠すのが難しく、ダウンタイムが長いです。
かさぶたは、良く動かす口元からベリベリと剥けていくのですが、新しい皮膚が出来る前に無理に剥いたりすると痛みや赤みが出るので、自然に剥けるまで軟膏をしっかりと塗布します。
黄色人種のアジア人など、メラニンが多い人が治療した場合は、かさぶたが剥がれた後に色素沈着が起こりやすい為ハイリスクな治療です。
色素沈着予防の為に、日中は日焼け対策をしっかりと行い、夜はピーリング効果のあるトレチノインと美白効果のあるハイドロキノンを配合したTHクリームでアフターケアをしっかり行う必要があります。

今回紹介したケミカルピーリングの中で最も強いのはフェノールです。
場合によっては、真皮下層にも達します。
ダウンタイムが10日以上と一番長く、ハイリターンの効果が期待できますが、色素沈着やケロイドの可能性があり、一番ハイリスクな治療です。

ケミカルピーリングの歴史

ケミカルピーリングは、1900年代にフェノールを使用して行われたのが最初でした。
1950年代に入って火傷の治療や、ターンオーバーの正常化を目的とした施術で本格的に使用されて流行りましたが、施術後のトラブルが絶えなかった為、徐々にマイルドな治療へと移行しました。
TCAは1970年代に使用され始め、フェノールよりはリスクが少ないのですが、それでも施術後の色素沈着やケロイドがリスクとなった為、トラブルの少ないAHAやBHAが日本のケミカルピーリングの主流になりました。

AHAやBHAは、ニキビの予防や治療です。
TCAやフェノールは、ニキビ痕の治療です。

ニキビ痕が長年の悩みだという方は多いと思いますが、TCAやフェノールは主流ではありません。
では、ニキビ痕はどうやって治すのでしょうか?

ニキビ痕の他の治療方法

ニキビ痕の改善でしたら、回数はかかりますがフラクショナルレーザー治療と、ヒアルロン酸注射を併用するという方法があります。
フラクショナルレーザー治療は、レーザーピーリングとも言われ、ニキビ痕や毛穴の広がりを改善する治療に使用します。
ニキビ痕は、光の当たり具合で出来る影によって目立つので、影を減らす為にレーザーを行い、深さのあるものには浅くする為にヒアルロン酸注射を行います。
ダウンタイムは、TCAも皮膚再生レーザーもありますが、ダウンタイムの長さやアフターケアの徹底度を考慮すると、麻酔クリームの塗布だけで照射できる皮膚再生レーザーの方が、手軽ではないでしょうか。

ニキビは、まず治療から(^ ^)

ニキビ痕の治療をしているそばから新しくニキビが出来ていたら、治療がいたちごっこになってしまいます(>_<)
順序を追って治療を行い、ニキビが出来なくなってからニキビ痕の治療を考えます。
自分の症状に合った治療を行い、爽やかな春を迎えましょう

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