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鼻翼縮小(術式解説)

鼻翼とは、鼻の横に張り出している小鼻の部分を指します。鼻に関してまず第一に考えなくてはいけないのがバランスです。

鼻を表現する言葉から分かるように、「団子鼻」や「鷲鼻」、「しし鼻」、「あぐらをかいたような鼻」などと、あまり褒めるような言葉ではない、欠点を表現した言葉も多く、ご自身の鼻の形にお悩みの方は多いですが、鼻の形が悪いから直そうとした場合、「鼻を高くする」というイメージをお持ちの方が少なからずいらっしゃいます。

実際に顔全体のバランスを考えず鼻を高くしてしまうと、鼻のボリュームが大きくなり、全体的に見ると逆に欠点が強調されたり、男性的な印象が強くなります。鼻は目立ち過ぎず、バランスからズレないように整える事が必要になります。

では、欠点の目立たない鼻のバランスとは?簡単に説明すると、女性の場合、鼻の横幅が35ミリ以内が良いとされています。また、目と目の間の幅と鼻の横幅のバランスが±2ミリ以内が理想です。詳しくは黄金比に関するページを参照ください。

実際にご自身のバランスが気になる方はカウンセリングにてご相談ください。では、実際の手術について説明していきます。

実際の手術解説

処理を行う前鼻棘と上唇鼻翼挙筋組織と切開を行う箇所を記した鼻の解剖図

赤線部分の様にカットラインにそって皮膚を切除する。

上唇鼻翼挙筋の一部を筋弁として切り出し剥離する箇所を記した鼻の解剖図
上唇鼻翼挙筋の一部を筋弁として切り出し、前鼻棘周囲までを剥離する。
切り出した筋弁を前鼻棘の骨膜に縫い付けて固定し鼻翼の部分の筋肉・皮膚を縫合する箇所を記した鼻の解剖図

切り出した筋弁を前鼻棘の骨膜に縫い付けて固定する。その後、鼻翼の部分の筋肉・皮膚を縫合する。

筋弁を作成し、【図3】の様に前鼻棘の骨膜に縫いとめるのは、鼻の形が不自然になってしまう為です。それは、小鼻の横に存在する、口角挙筋と大・小頬骨筋が影響しています。

大・小頬骨筋、口角挙筋などは、笑う時に鼻翼部分を外側に引っ張ろうとする動きになるため、そこを切り離すことが重要です。(実際鼻をつまんで思いっきり笑うと、鼻の穴が強い力で広がろうとするのが分かるでしょう。)

ただ皮膚を切って縫っただけでは、この広がろうとする力に負けてしまい、小鼻が広がり、溝がなくなってしまいます。広がろうとする力に負けないように筋肉を切り離し、且つ筋弁を作り、固定力の高い骨膜に縫い付けるという作業が必要になります。

手術後にテーピングした状態を表した鼻の図

【図4】の様に、1週間テーピングで固定。1週間後、鼻翼を縫ってある糸を抜糸する。

鼻翼縮小に関しては鼻翼縮小詳細ページもご参照ください。