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薬剤注射~しわ・ワキ汗・エラ張り改善

主な注射部位

薬剤を適応部位に注射し筋肉の動きを抑えることで、皺の抑制や、筋肉のボリュームを抑えることが出来ます。

額、眉間、口元、目元、その他顔のしわが気になる方、エラやこめかみが張っているのを改善し小顔効果を得たい方、わき汗を減らしたい方におすすめの施術です。

概要

使用する薬剤は

使用する薬剤は、A型と分類される菌の毒素を用います。

この菌は通常土壌の中にいる菌で、食中毒の原因にもなると言われている神経毒を生産します。その神経毒は、体内に取り込まれると神経に重度の障害を与え、この菌の場合、神経伝達物質の分泌を阻害して、麻痺を起させます。

その作用を逆手にとって治療薬にしたものが、今回使用する薬剤です。

生きている菌では活性が強く身体内で菌が繁殖してしまうため、菌が生産する毒素だけを抽出し、製剤として利用しています。この菌はA~F型まで7種類くらいあると言われていますが、A型の毒素を使った治療が一般的です。

薬剤の安全性

毒素なため大量に使用すればショックを起こすなど、危険を伴います。しかし、人体に対する致死量は、筋肉注射で射った場合3,000~30,000単位、通常治療で使用する量は5~150単位です。

例えば、顔のシワやエラ、ワキに全部射ったとしても200単位なので、到底致死量には及びません。薬剤に関するしっかりとした知識があり、使用量を間違えなければ安全に使用することが出来ます。

また、薬剤の一部は日本でも承認されており、麻痺などの治療薬として保険適用もされています。

薬剤の作用

「筋肉を動かしてください」と脳から指令が出ると、神経という通路を通って電気刺激のようなものがでます。それが、動かす予定の筋肉に到達すると、筋肉が反応し、腕や足を曲げたり伸ばしたりすることが出来ます。

筋肉と神経の間には隙間のようなところがあり、その隙間をつなげる役割を担っているのが、神経伝達物質であるアセチルコリンです。アセチルコリンは、神経から筋肉に向かって放出され、それをキャッチすると、筋肉に刺激が加わり筋肉を動かします。

薬剤はこの神経伝達物質である、アセチルコリンの放出をブロックすることで筋肉の動きを抑えます。

薬剤の持続期間

薬剤は神経接合部と言われる部分の伝達をブロックすることで、筋肉の動きを抑えます。しかし、人の身体は再生機能があり、神経がブロックされた部位は、側副路といって新たな伝達経路を形成します。

その経路の形成はだいたい3ヶ月と言われており、薬剤の効果は3ヶ月位すると薄れてきます。また、エラの縮小注射は、3ヶ月間隔で3回以上注射すると、委縮した筋肉が元通りになることを防ぐ事ができます。

その後も効果を持続させるには、6~12か月間隔での注射をおすすめします。

禁忌

  • 筋肉の神経接合部に障害がある人(筋委縮性側索硬化症、重症筋無力症など)
  • 妊娠している人もしくは授乳中の人

(妊娠初期に薬剤を注射すると流産の可能性があり、基本的には妊婦は禁忌とされている。また、授乳に関しても、母乳から薬の影響を受ける可能性はあり、薬の排泄が48~72時間かかるため、その間、授乳は控える必要がある。)

薬剤の保険適用

保険適用承認されている病名

日本国内で薬剤の保険適用が承認されている病名は下記になります。

  • 眼瞼痙攣
  • 片側顔面痙攣
  • 痙性斜頸小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足
  • 上肢痙縮・下肢痙縮
  • 重度の原発性腋窩多汗症

各項目に対して、担当医師が講習を受け、認定を受けないと保険治療を行うことが出来ません。

当院長は、「眼瞼痙攣・片側顔面神経麻痺」「重度の原発性腋窩多汗症」に関し、認定を受けております。

多汗症治療の保険適用

2012年11月より「重度の原発性腋窩多汗症」に対しての薬剤治療が承認され、当院のドクターも認定講習を受講し、保険適用が可能になりました。下記は「多汗症治療の保険適用」に関する概要です。

  • 保険適用施術費用は約30,000円です。(診察代は別途かかります。)
  • 保険治療は、「重度の原発性腋窩多汗症」のみ適応となりますので、診察が必要です
  • 保険治療での注射箇所は片側10~15カ所であるのに対して、自費治療は片側約50カ所と多いため、効果の出る範囲が異なります。
  • 薬剤の再投与は前回の効果が減弱した場合に可能ですが、4ヶ月以内の再投与は出来ません。
  • 保険治療の際はクリーム麻酔が認められていません。

詳しくは診察にてご相談下さい。

薬剤に関するよくある質問

しわ取り注射がしわに効果的なのはなぜですか?

元々、筋肉と表皮の伸びている状態の長さが等しいとします。

筋肉が動く、つまり縮むことにより、表皮が余る為に皮膚が寄れてしわが出来ます。これがしわの原理です。

しわ取り注射は注射を射った部位から1cm程度周りに広がり、効果を発揮します。

注射した部位の周囲は、薬剤の影響で筋肉が縮まず動かなくなるため、筋肉の動きによって出来るしわを抑えることが出来るという訳です。

薬剤注射は診察当日に行うことが出来ますか?

当日の施術も可能です。

診察の込み具合によってはお断りさせていただく場合もございます。

当日の施術をご希望の場合は、あらかじめカウンセリングと施術をご予約下さい。

薬剤注射の副作用はありますか?

痛みや内出血が一般的ですが、稀に軽い頭痛を感じる方もいます。

ただ頭痛は毒素によるものではなく、注射による一過性のものですので心配はありません。

妊娠中でも打てますか?

妊娠の可能性がある方、妊娠されている方は安全性の確立がされてはいませんので、当院ではお断りさせていただいています。

効果はいつ頃から現れますか?また持続期間はどの位ですか?

しわに対する注射の場合、効果は3日頃から出始め、1週間位するとしっかり効果が現れます。

2ヶ月くらいから徐々に動きが出てきます。

エラに対する注射の場合、さらに3ヶ月に1回のペースで、最低3回注射することで、元のボリュームまで戻りにくくなります。

薬剤注射を打って目が重くなりました。治せますか?

基本的に薬剤注射の効果が出始めてから治すことは出来ません。

薬剤注射は3ヶ月程度で効果が無くなってきますので、待って頂くほかありません。

一応ミューラー筋という、目をあける筋肉を収縮させる点眼もあるのですが、思うような効果が得られる訳ではありません

薬剤注射が効きすぎて変な顔になる事があるって本当ですか?

薬剤注射の射ち方や、量によっては以下の様な症状が起こる事があります。

  • 目が重くなり、一重になった。
  • 眉毛が吊り上って怖い顔になった。(スポック・ブロー:眉毛外側角拳上)
  • 口がすぼまらず、ストローなどが吸えない。
  • 仮面様顔貌で、表情がなく人形のようになった。

本人の希望を確認し充分相談した上で注射することで、ご心配されるような事になることはありません。

他院での薬剤注射で失敗しました。治すことは出来ますか?

基本的に薬剤注射の効果が出始めてから治すことは出来ません。

中和する薬もありますが、注射後48時間までに打たないと効果が得られないと言われており、効果が出てきてからではもう注射する意味がありません。

そのため当院では取り扱いがなく、効果が切れるのを待って頂きます。

しかし、効果が不十分なために表情がおかしい場合は、追加をすることで治せる場合もあります。


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