咽頭口蓋腔(いびき)薬剤注射
いびきの原因の一つである軟口蓋腔が狭いために起こるいびきに対し、薬剤を注射することで、いびきを軽減する効果があります。
いびきを治したい方で、手術に対して不安がある方におすすめの施術です。
症状と注射部位
喉の筋肉に注射し筋肉を委縮させることで、空洞が広がり、いびきを改善できます。
また、気道が広くなるため声が通りやすくなるといった効果もあります。(効果を持続させるためには、3~6ヶ月に1回の継続治療が必要になります。)
症状と注射部位 | 注意する点 |
---|---|
いびきをかく(口蓋咽頭筋・口蓋舌筋) | 効果が得られない基礎疾患などがある場合、改善は見込めません。(下記『薬剤注射では効果が得られない人』参照) |
薬剤注射では効果が得られない人
- 鼻腔内の閉塞が起こる疾患がある方。 (アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・蓄膿症・鼻中隔弯曲症等の疾患がある場合、この術式では改善できず、鼻の治療も必要である。)
- 扁桃腺肥大がある方。
- 肥満の方。(首回りについた脂肪によって気道が閉塞してしまっている場合、この手術では改善できない為。 (首回りについた脂肪によって気道が閉塞してしまっている場合、この手術では改善できない為)。
- 心疾患・高血圧などの疾患がある方。
いびき薬剤注射の施術手順
- イソジンガーグルでうがいをする。
- 口腔内に麻酔を含み10分待つ。
- 軟口蓋に薬剤注射をする。
施術内容の詳細
施術時間 | 約15分 |
通院 | 効果が弱い場合、7日後から14日以内 |
ダウンタイム詳細
傷の赤み・硬さ | なし |
腫れ | なし |
洗顔 | 当日から可能 |
化粧 | 当日から可能 |
シャワー | 当日から可能 |
入浴 | 当日から可能 |
運動 | 当日から可能 |
飲酒 | 当日から可能 |
上記は一般的な経過であり、個人差があります。 |
料金
咽頭口蓋腔(いびき) | ¥51,000 |
※ 麻酔代込み |
いびき薬剤注射に関するよくある質問
- いびきは完全に治りますか?
個人差はありますが、ほとんどの方はいびきは軽減します。
睡眠時無呼吸症候群についても多くの場合は、改善みられます。
ただ、肥満の方はいびきをかきやすくなりますので、体重が極端に増加した場合、再発する可能性はございます。
- いびきの治療は1回で終わりますか?
いびき薬剤注射の場合、症状に合わせて、継続的な治療が必要になります。 軟口蓋形成手術の場合、基本的には1回の治療で終了します。
- 効果はどの位で現れますか?
3日頃から出始め、1週間位するとしっかり効果が現れます。
- いびき薬剤注射は診察当日に行うことが出来ますか?
当日の施術も可能です。
診察の込み具合によってはお断りさせていただく場合もございます。
当日の施術をご希望の場合は、あらかじめカウンセリングと施術をご予約下さい。
- いびき薬剤注射の副作用はありますか?
痛みや内出血が一般的ですが、稀に軽い頭痛を感じる方もいます。
ただ頭痛は毒素によるものではなく、注射による一過性のものですので心配はありません。
- 妊娠中でも打てますか?
妊娠の可能性がある方、妊娠されている方は安全性の確立がされてはいませんので、当院ではお断りさせていただいています。
*予めご了承下さい。